インド洋給油活動、延長せず

民主党の鳩山由紀夫代表が２９日、政権を獲得した場合、インド洋での海上自衛隊による
補給活動を来年１月で終了し、撤退すると明言した。

これについては私の意見は偏っているのかもしれませんが、自衛隊が海外で活動することに
は肯定的立場です
前々からブログにも書いているのですが、資源の無い日本は石油資源などを海外からの輸入
に頼っています
中東の危険地帯などでの石油タンカー航行はアメリカなどの護衛に頼らざるを得ない状況
ソマリア沖での船舶護衛にしても自衛隊派遣は遅すぎではないでしょうか

隣人に守ってもらいながら、且つ犠牲を払ってもらいながら自身は声高に平和を歌い手は
汚そうとしない、これでは国際感覚とかけ離れているように思えます
シージャックにあった日本の貨物船を救出すべく海賊船を追いかけたパキスタン海軍などは
資金不足のため日本の給油がなければ活動が難しい状況だそうです

また、期限切れまでの間に、米国と協議の上、海自派遣に代わる貢献策を策定することも表明
しましたが、自衛隊の人と物による貢献がなくなれば、変わりに巨額の財政支援を求められるのは
いつものこと、「金だけ出して血はぜったい流さない」では他国から冷ややかな眼で見られても
しかたないのでは

ただ、民主党は派遣そのものを「憲法違反」と批判してきた経緯がある
憲法違反だとするのなら、衆院選後に民主党による内閣が発足したら、ただちに海自の撤退を
進めるべきで、活動を当面継続する理由は不明確で、政権交代しても直ちに海自を引き揚げ
させない考えを強調してきたのは「ぶれた」と言われてもしかたないのでは

この問題については、日本人の認識その物が薄く、他人事の様、「金を出すのはイヤ」「人を
出すのもイヤ」では日本人は国際社会から置いてかれるのではないでしょうか
もっと解りやすく色んなメディアでしっかり議論すべきなのではないでしょうか。

先日発表したマニフェストも正式なものではないと発言、民主党さんは本当に政権を取りに
行く気があるのでしょうか。








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