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国の天然記念物に指定されている奈良公園の鹿の生息頭数が
4年連続で減少していることが「奈良の鹿愛護会」の調査で分か
ったそうです。
現在1100頭を下回って、平成に入って最少となっいます。
交通事故や野犬に襲われたりそれに加え、観光客のごみを食べて
死んでしまうシカが増え手いるようで、中には故意にプラスチックの
弁当ケースなどを食べさせるケースもあり、『平城遷都1300年祭』
に向け、マナーの悪い観光客が増えないか関係者が心配されてい
ます。
奈良公園の鹿は“神の使者”とも言われてきました。
生息の歴史は古く松尾芭蕉の俳句にも詠まれるなど、神の使いと
して信仰の対象とされてきました。
このほか、観光客が与える餌で栄養過多や体調不良のせいか、
本来は左右対称であるはずの鹿の角に異変がおきて体のバランス
が悪くなったりする鹿も現れているそうです。
特にこれから冬になり餌が少なくなる時期、鹿は色々なものを食べ
ます。
また、奈良公園や若草山の芝生は日本固有の品種でその生態系
は鹿と密接な関係にあります。
奈良の鹿は大切な財産です皆で守りましょう。
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