16年前の今日、午前5時46分52秒のことは今も鮮明に
覚えています。
当時橋梁メーカーにいた私は17日、必ず行かなければ
ならない製品検査を控えてました。
前日の夜はなぜか寝苦しく、深夜になっても寝付けなかった
のを覚えています。
その日の朝は寝つきが悪かったにも関らず地震が発生する
数分前には目が覚め、しばらく布団の中でその日の行動予定
を考えているときに地震は発生しました。
今までに経験したことのない揺れは皆さんご存知のとおりです
なにはともあれ何とか弁天町にある会社にたどり着き、そこで
家屋や阪神高速の倒壊など次々に出てくる被害状況に驚く
ばかりでした。
それからしばらくは橋梁メーカー全体が復興に向けた努力を
続け、予想よりはるかに早く高速道路の復旧をとげましたが
その影で本当に血が滲む様な大変な努力や苦労があった
んです。
この震災の経験が年々忘れ去られていくのは仕方ありません
しかし私の記憶の中では未だに昨日の事のように鮮明です。
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