古い仕来たりが残る葬儀の世界では地域性が色濃く残ります
こちらの常識はあちらの地域では非常識と言うことが多々あります。
街中で多くなった家族葬ですが、今も田舎のほうでは盛大な葬儀が行われています
隣近所が集まり女性は炊き出しをしたり、男性は皆で木や竹などで井垣や焼香具
など野道具を作り、墓穴を掘る準備をしたり。
隣近所で故人を見送り、家人もお手伝いの人たちを接待する、家の広さ、什器の数
接待する親族の人数など、「出来る」環境が整っているのが田舎の家です。
そんな葬儀が当たり前の田舎の方が、街に住む親戚が行う家族葬に出席したら・・
「あれはないのか」「こうするのがあたりまえじゃないか」口喧しく怒鳴り散らしたり
激しく意見される方もおられます。
実はそんな方も悪気は無く、大切な方を亡くしちゃんとしてあげないといけないと言う
親心だったり、親切心だったり、故人を送ることを大切に思うからこその意見なのですが
ただ街に住む方で家族葬を希望される方というのは、家族もそんなに沢山おられる
訳じゃなく、まして接待的なことをする人数的、精神的な余裕などありません。
結果、葬儀全体を引っ掻き回し、喪家に精神的、肉体的負担を強いる結果になること
があります。
しかし、こればっかりは故人を思う人の気持のことですから、ほとんどの場合どうする
ことも出来ません、我々にできることは少しでも喪家の盾になり、「悪いのは葬儀屋や」
と言うことで収めていただくぐらいしかお役に立てません。
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