平成に入り、バブルの崩壊、最近ではリーマンショックなどにより
国民生活は大きく変化しています。
十数年前のバブル全盛期時代の葬儀はとにかく盛大に、沢山の
お金をかけたものでした。
それは、祭壇やお供え物に限らず、宗教者に支払う金額でも例外
ではありません。
最近よく聞くのは、先に亡くなられた故人の配偶者やその両親など
に院号などの戒名がつけられている場合、現在の喪家の台所事情
に関わり無く、バランスと言う意味(表現)で同じように院号などの
戒名をお金で買うことを進められます。
この法則で行くなら、その家はどんなに苦しくても、永遠に代々立派
な戒名をつけて貰わなくてはなりません。
特別な戒名と言うものは、ご本人がどれだけ修行を積んだかとか
お寺に貢献したかなど、ご本人が授かるものであり、故人が費用を
残している場合は別ですが、遺族が故人に代わってお金を支払っ
て授かるものではないと思うのですが。
また、お寺の敷地にお墓がある場合、たとえば先代のご住職は立派
でとても良い人、その人柄が気に入ってお寺にお墓を立てて貰った
のに、代が変わった次のご住職はとても付き合い難く、家の事情を
解って貰えないような人だったら、
嫌でもお墓がある以上、このお寺との縁を簡単に切るわけにはいき
ません。
これはある意味、先祖のお墓と言う、人質を取られているようなもの
たとえ時代が変って、喪家の事情が変ってもお寺の言うがままに
ならざるをえません。
最近このようなお話や相談をよく耳にします、このようなお寺は
ほんの一握りなのですが。
当社は葬儀代金を極力抑えています。
しかし葬儀代金を抑えても、お寺の費用が高額になってしまうことが
多々あります。
最近の家族葬は無宗教葬が増えつつあります、お寺様も臨機応変に
喪家の事情を汲み取って頂かなければ、宗教離れはいっそう速度を
増していくでしょう。
奈良市・大和郡山市・生駒市・天理市・木津川市 直葬・家族葬のご用命は
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